よくある質問:緊急避妊薬に関する疑問にお答えします
·執筆・編集責任: 加藤 琢也 (薬剤師・Rescue Pill運営責任者)
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よくある質問と回答
緊急避妊薬について、多くの方から寄せられる質問にお答えします。
Q1: 緊急避妊薬を飲めば100%妊娠を防げますか?
A: いいえ、100%ではありません。
服用しても妊娠を100%防げるわけではありません。生理の有無にかかわらず、服用から3週間後に妊娠検査薬または医療機関で妊娠していないことを確認してください。
Q2: 副作用で太りますか?
A: 体重変化について一律には断定できません。
現行の一般用医薬品説明文書には、相談が必要な副作用の一つとして「手足のむくみ」が記載されています。手足のむくみが現れた場合は、程度や持続時間にかかわらず、説明文書を持って医師または薬剤師へ相談してください。体重変化だけで自己判断せず、不安がある場合も相談してください。
Q3: 何度も服用しても大丈夫ですか?
A: 一律に禁止されてはいませんが、通常の避妊法として使う薬ではありません。
WHOは、反復使用による既知の健康リスクはないとする一方、月経不順などの副作用が増える可能性を案内しています。日本の販売通知では、3か月以内に2回以上の購入を一つの目安として、産婦人科・小児科への相談を勧めます。購入禁止ではなく、継続的な避妊方法を相談するための案内です。
Q4: 生理にどんな影響がありますか?
A: 生理の時期や量に変化が出ることがあります。
- 予定される時期から7日以上生理が来ない
- 予定より早く生理が来る、または出血量がいつもと異なる
- 生理時・妊娠初期にもみられる出血、頭痛、吐き気、倦怠感、眠気などが7日以上続く
Q5: 授乳中でも服用できますか?
A: 授乳中であることを、服用前に薬剤師へ必ず伝えてください。
日本の現行の一般用医薬品説明文書には、授乳中は本剤を使用しないか、服用後少なくとも24時間は授乳を避けるよう記載されています。自己判断せず、授乳再開の時期も含めて薬剤師または医師へ確認してください。
Q6: 低用量ピルを飲んでいますが、飲み忘れた場合に使えますか?
A: 飲み忘れた錠数だけでは判断できません。
服用している製品、シートのどの時期か、飲み忘れた数と時間、性交の時期によって対応が異なります。手元の製品の説明文書を確認し、自己判断で服用方法を変えず、できるだけ早く処方元の医師または薬剤師へ相談してください。
Q7: 将来、妊娠できなくなりませんか?
A: WHOは、将来の妊孕性を損なわず、妊孕性の回復を遅らせないとしています。
ただし、服用後の別の性交を避妊する薬ではありません。妊娠を希望しない場合は、薬剤師または医師に通常の避妊方法と開始時期を確認してください。
Q8: 性感染症は予防できますか?
A: いいえ、できません。
緊急避妊薬は、HIV、クラミジア、淋菌感染症などの性感染症を予防しません。コンドームの適切な使用は感染リスクを下げますが、完全に防ぐものではありません。感染が気になる場合は医療機関へ相談してください。
Q9: アルコールを飲んでいても服用できますか?
A: 飲酒中・飲酒後であることを、服用前に薬剤師へ伝えてください。
現行の一般用医薬品説明文書だけから、飲酒の影響を一律に「ない」とは断定しません。服用後に嘔吐した場合は自己判断で追加服用せず、説明文書を持って医師または薬剤師へ速やかに相談してください。
Q10: 服用後、いつから通常の避妊を再開すべきですか?
A: 方法や製品によって異なるため、薬剤師または医師へ確認してください。
レボノルゲストレル緊急避妊薬は、服用後に行う別の性交による妊娠を防ぎません。通常の避妊薬の開始・再開方法は手元の説明文書と専門家の指示に従い、避妊効果が安定するまでの方法も確認してください。
まだ疑問がありますか?
この記事で解決しない疑問がある場合は、薬剤師や医師に直接相談することをお勧めします。本アプリでは、相談できる医療機関も検索できます。
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